森友学園との交渉記録の廃棄や決裁文書の改ざんについて、麻生太郎財務大臣は「きちんと対応することで職責を果たしていきたい」と述べ、改めて辞任しない考えを示しました。
麻生太郎財務大臣:「私の責任については一連の問題にきちんと対応するということを持って、引き続き職責を果たしていきたいと思っています」
また、森友学園側が安倍昭恵総理夫人の写真を近畿財務局に見せた2014年4月28日の記録がありませんでした。この後に財務省の対応が変わったとみられていますが、麻生大臣は「この記録がないことについて、不思議には思わない」と述べました。
麻生太郎財務大臣:「別に不思議に思いませんでした」「(Q.安倍昭恵夫人の関与が注目されているが、その点を不自然に感じずに再調査を命じない形で真相究明と組織の立て直しが本当にできると考えるか?)はい」
そのうえで、麻生大臣は昭恵夫人の関与についても調査しない考えを示しました。
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