東京電力・柏崎刈羽原発の再稼働を巡って、世耕経済産業大臣は、新潟県知事選で当選した元副知事の花角英世さんの「考えを伺いたい」と述べました。
世耕経済産業大臣:「まだ当選されたばかり。まずは新知事のお考えをよく伺いたいと思う。新潟県民のご理解も頂けるように国としても努力していきたい」
新潟県知事選で当選した花角英世さんは、運転が停止している柏崎刈羽原発6、7号機について、「県民の納得がない限りは動かさない」と述べ、安全性の検証に今後2、3年かかるとの認識を示しています。東電は再稼働させることで、年間1000億円程度の利益を見込んでいますが、世耕大臣は「東電の経営ではなく安全最優先で政策を進めたい」との考えを示しました。花角さんとの面会の予定は決まっていません。
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