2018年8月6日 21時05分
世界的な料理人として知られ、日本でも「フレンチの神様」として親しまれたフランス人のジョエル・ロブションさんが6日、亡くなりました。73歳でした。
ロブションさんは世界各地にフランス料理の店舗を展開し、フランスのレストランのガイドブック「ミシュランガイド」で最高ランクの3つ星を含め、獲得した星が最も多い料理人の1人として知られています。
とりわけ日本との関係は深く、東京でも「ジョエル・ロブション」の名前を冠した店舗を次々とプロデュースするなど、「フレンチの神様」として親しまれてきました。
フランスのメディアによりますと、ロブションさんは1年ほど前にすい臓がんの手術を受けた後も料理をつくり続け、今年5月には日本酒とフランス料理を楽しめるレストランをパリに開くため山口県岩国市の酒造メーカーを訪れていました。
ロブションさんの事務所によりますと、6日、スイスのジュネーブで亡くなったということです。73歳でした。