紅魔の郵便屋さん

「……なんだか、懐かしいな」
レミリアは埃のかぶった本を手に取ると、静かに広げてつぶやいた。

「図書館を整理してたら出てきたの」
パチュリーは魔導書に視線を落としたまま答える。

「そういや、こんなことをしていた時もあったな……」
レミリアの目線の先にあるのは、大きなカバンを肩から下げ、一枚の手紙を手に人里を歩く少女の写真。
それは、新聞から切り抜いてスクラップしたものだった。

「はは。本当に、懐かしいよ」
「……なんだか、懐かしいな」
レミリアは埃のかぶった本を手に取ると、静かに広げてつぶやいた。

「図書館を整理してたら出てきたの」
パチュリーは魔導書に視線を落としたまま答える。

「そういや、こんなことをしていた時もあったな……」
レミリアの目線の先にあるのは、大きなカバンを肩から下げ、一枚の手紙を手に人里を歩く少女の写真。
それは、新聞から切り抜いてスクラップしたものだった。

「はは。本当に、懐かしいよ」
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