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栗ばかり食べる娘 『徒然草 気まま読み』#22
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2019/4/18
2019/4/18 15:43
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今回扱うのは、第四十段。
短いので全文を紹介すると…
因幡(いなば)の國に、何の入道とかやいふものの女、かたちよしと聞きて、人あまたいひわたりけれども、この娘、ただ栗をのみ食ひて、更に米(よね)のたぐひを食はざりければ、「かゝる異様のもの、人に見(まみ)ゆべきにあらず」とて、親ゆるさざりけり。
さてこの話、一体何を言おうとしているのか?
なぜ兼好法師は、この話を『徒然草』の一段に加えたのか?
実はこれ、未だにどの研究者も解明しておらず、有力な説さえ現れていない謎なのです!
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