□□映画『あみはおばけ』特報□□
12月15日より池袋シネマ・ロサほか公開
不可思議な「筐」が映し出す、母と娘の《歪な日常》。
新鋭・今野恭成監督(「ほん怖2016」「心魔師」)によるSFダークファンタジー
公式ホームページ
https://amioba.pal-ep.com/ 公式X @amiha_obake
【出演】
小橋めぐみ 浅田芭路
村上純(しずる) 照井野々花 加藤櫻華 五明拓弥(グランジ) / 渡辺早織
【スタッフ】
監督・原作・脚本・編集:今野恭成
製作・配給:株式会社パル企画 ©2023 パル企画 (2023/日本/カラー/ビスタサイズ/ステレオ/72分)
【あらすじ】
父と娘、ありふれた朝食の食卓に置かれた筐型の機器。正面の液晶には、一人の女の顔が映っている。一年前にこの世を去った三香子(小橋めぐみ)は、筐の中から娘の阿美(浅田芭路)と、夫(村上純)に語りかける。あたかも、そこに存在するかのように。
阿美は毎日、母の映る筐を両手に抱えて通学している。学校からは認められているものの、クラスメイトたちには不評なようだ。ある生徒からは「死体、臭い」と筺を揶揄われ、阿美は打ちひしがれる。
生きていた時のように、阿美の成長をそばで見守る三香子。阿美の作文には、「将来の夢は科学者になって、ママに体を作ること。体があれば、私のことをぎゅーっと抱きしめることができるから」と書かれている。
不意に始まった、夫の新しい恋人との同棲。そして、現実への嫉妬から引き起こされる、娘の突然の変容……。筺を抱きしめて阿美は囁く。
「阿美もお化けだ。ママのこと愛しているから」