夏便り 詞ゆらゆら燃える黄色い太陽、気だるいほどの午後のひと時、吹く風止まって日暮らし鳴けば 日暮れが恋しい夕涼み、あたりはムンムンおいらはムレムレ鼻の頭に集まる汗が我慢できずにポタリと落ちた 日陰を求めてヘソの中。君の便りまだかな 今日も一日待ちぼうけ、すっかりお馴染み郵便屋さん僕をからかう今日もお疲れさん。うだる陽気をなだめすかして、たらいで行水虹を作った。ステテコ一丁でトコロテンすすれば少しは秋とお友達。そんな折ですお馴染み郵便屋さん鼻の下伸ばして届けてくれたよ、ついに着ました花柄封筒、嬉しさ余って抱き合った。笑い顔が見えるよ君の手紙の間から、青い空が覗くよ君の手紙の向うから、僕の心くすぐるよとってもおきゃんな夏便り、僕の心空の上飛んでるカラスがびっくり