八年に一度、人知れず開催されるという『闇レース』。
その走者として選ばれた八木は、迫りくる決戦の日に向けた準備に追われていた。
同レースに参戦する佐々木・PANDA・萩原らの執拗な妨害を受けるが、サードアイ加納の助けにより難を逃れる事が出来た。
それでも、安堵する間もなく次々と降って来る襲撃の手は休まらない。
――加納の必死のサポートも空しく、ついに八木は襲撃者に胸を撃ち抜かれてしまう。
八木の居ないまま当日を迎え、『闇レース』は大波乱の幕開けとなった。
前レースの覇者、ビーストの快走に会場は大いに沸くが、当人の胸中は穏やかでは無かった……