戦争の時代を生きた人々を例に、日本国憲法の中心理念「個人の尊重」(13条)を考える。日系人でありながら米国人として戦った人。米国人でありながら日本人とともに被爆した人。中国人でありながら日本人として生きた人。朝鮮人でありながら…etc。人種・性別・思想・経済力・勝ち組か負け組か・リア充か非リア充か…。今、日本に生きているすべての人間を集めて、そうした「個性」の枠を取り払った最大公約数的な何か…それが「個人」。社会の広域化に伴う価値の相対化(及び一元化)によって、むしろこれからの日本のために、いきすぎた現実の修正原理として「個人の尊重」の理念は重要。
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