チェンバロ(独: Cembalo, 伊: Clavicembalo)は、鍵盤を用いて弦をプレクトラムで弾いて発音させる楽器で、撥弦楽器(はつげんがっき)または鍵盤楽器の一種に分類される。英語ではハープシコード(Harpsichord)、フランス語ではクラヴサン(Clavecin)という。チェンバロはバロック音楽において幅広く用いられ、ピアノの発展とともに人気が衰えたが、現代音楽においても主に独特の音色のためにしばしば用いられている。「チェンバロを改良・発展させて造られた楽器がピアノ」と勘違いしている人がいるが、そもそもチェンバロとピアノとでは音の出し方が全く違う為、この認識は誤りである。なお曽根麻矢子は日本を代表するチェンバロ奏者であり、この映像で演奏している曲はラモ-の『一つ目巨人』という曲である。