チリの鉱山落盤事故で今月5日から地下約700メートルに閉じ込められている作業員33人は、それぞれが役割を分担して救出の日を待っているという。
救援当局者が26日、こうした状況を明らかにした。
鉱山内へはチューブを通じて酸素や飲用水が送られているが、脱水症などが懸念されている。
救出までには3~4カ月を要するとみられる。精神的な負担を考慮し、作業員らには救出時期の見通しは伝えられてこなかったが、24日には、チリの独立記念日である9月18日には間に合わないがクリスマスまでには救出できそうだと作業員らに伝えられたという。
読売新聞