予選2位からスタートしたダリオ・フランキッティは、最後のピット・ストップでタイヤ無交換の作戦を敢行し、みごとトップに躍進し、残り27周を守りきってシカゴランド2勝目を挙げました。日本勢は武藤英紀がタイヤ脱落やコーション中の玉突事故といったアクシデントに見舞われながらも13位完走を果たしました。一方の佐藤琢磨は序盤にタイヤがスローパンクチャーとなり、ピット・インを早める作戦に。78周目のコーションを利用して2度目のピットを終えたその直後、チームメイトのEJビソが後ろから追突。サスペンションにダメージを負って、リタイアを余儀なくされました。