それなりに面白い小説なのですが、興味を持って読んでみようと思った方は注意。
物凄く、読みづらいです。
高尚な文学だから、ではなく、「太陽の季節」がデビュー作だから、と言えば、解るでしょうか?
ぶっちゃけ、文章が稚拙な上に、あとがきで書けばいいような事を書いていたり
誤字があったり、話の構成が下手だったり、正直な評価を言えば「若者が勢いで書いちゃった小説」くらいだと思います。
では、何故、この小説がヒットしたかと言えば、当時の若者の言いたい事を代弁してたからだと思います。
ようするに、今、マンガを否定されて怒っている方々の叫びと
この小説で石原さんが叫んでる事って、本質的には一緒だったりします。
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