『ブコバルに手紙は届かない』(原題:VUKOVAR: POSTE RESTANTE)
1994年、アメリカ・イタリア・ユーゴ合作。
ブコバルに住むクロアチア人アナは、幼馴染みのセルビア人トーマと結婚した。
結婚式はちょうど、ベルリンの壁崩壊の日。
みんなは平和が訪れると喜んでいたが、クロアチアのユーゴからの独立運動をきっかけに、クロアチアとセルビアの民族紛争が勃発してしまう。
やがてトーマが軍隊にとられ、アナも夫がセルビア人だっために職を失って……。
民族紛争で引き離された夫婦を通して、内戦の愚かさと悲しさを描く。
劇中の、廃墟となった本物のブコバルの街並みを空撮したシーンをアップしました。