(04/22 12:49)津波で多くの死者・行方不明者を出した岩手・大船渡市。神奈川・横須賀市に住む視聴者の男性が、震災から1カ月を機に、失った母を迎えに里帰りしたときのつらい体験を語りました。後川(うしろかわ)孝喜さんが撮影した母・きな子さんのひつぎ。後川さんは「何でおふくろがここに寝てなくちゃいけないのっていう」と語った。粘着テープで「越喜来中学49」と白い紙が張られていた。この数字は、この地域で49番目に見つかった遺体という意味。引き渡しが決定したことが、赤いマジックで記されていた。そしてひつぎのかたわらには、発見された際に、きな子さんが着ていた衣服が、透明の袋に入れてあった。