原題:Destino
1946年、サルヴァドール・ダリとウォルト・ディズニーが企画したショート・ムーヴィー。
ダリのデッサンをもとにそのシュルレアリスムの世界をアニメーションで表現するという作品であった。
資金的な問題で頓挫していたこのプロジェクトを当時ダリと共に制作にあたっていたウォルト・ディズニー・イマジニアリング副社長ジョン・ヘンチ(各国のディズニー・テーマパーク拡大にも尽力した人)が2003年、半世紀以上の時を経てようやく完成させた。
なおジョン・ヘンチはこの作品の完成を見届けるように2004年に息を引き取っている。
ちなみに『デスティノ』とは運命という意味。