つべ拾いです。東京市民テレビジョン。地震による地盤沈下により市の8%にあたる面積が海抜0m以下となり、水害や稲作への対応が急がれている宮城県岩沼市。震災から三か月目の節目となる6月11日、市民会館のエントランスホールにおいて名取高校吹奏楽部(顧問・富岡正博先生)と陸上自衛隊中央音楽隊の演奏会が臨時に開かれた。会場にはようやく仮設住宅への入居が始まった被災者らが所狭しと詰めかけ、吹奏楽の日本最高峰と言われている陸自の音楽隊の演奏に耳を傾けていた。また、名取高校の部員から手作りのシェーカーを手渡された客は、曲に合わせて楽しそうにリズムを取っていた。