先月30日、福島第一原発の事故を受けて指定されていた緊急時避難準備区域がおよそ5か月ぶりに解除されました。立ち入り制限がされている警戒区域や計画的避難区域とは違い、緊急時避難準備区域で暮らすことはできますが、緊急時には、屋内に退避したり、自力で避難ができるよう準備しておくようにと指示が出されていました。 また、子どもや妊婦、介護が必要な人、入院患者など、自力ではすぐに避難できない人は、この区域内には入らないように求められていまして、学校なども休校とされていました。 原子力災害対策本部によりますと、このエリア内にいる住民およそ5万8500人のうち、およそ2万6000人が避難したといいます。先月30日にこの指定が解除となりましたが、避難していた人たちは・・・