2011年5月7日,シンガポールの総選挙がありました。地元テレビ局のOPです。
1965年にマレーシアから独立。それ以来,与党・人民行動党が,常に全議席の90%以上の議席を独占し,長期政権が続いています。
45年間, 人民行動党政権のもと,脅威的な経済成長を成し遂げましたが,「経済は先進国になったのに,議会の構成は一党独裁の途上国」という不満が国民の間にくすぶっています。87議席中81議席は与党が獲得する圧勝でしたが,野党が現職外相を落選させ,6議席獲得し,抑圧されたシンガポールの政治環境に風穴を開けた選挙になりました。