ワンチュク国王とジェツン王妃は、19日、金閣寺などを訪れたあと、午後6時すぎから京都迎賓館で京都府や経済団体が開いた歓迎行事に出席しました。予定の時間を少し過ぎて茶の湯のもてなしの場に姿を見せた国王は、黒の紋付きにはかま姿、王妃は鮮やかな桃色に花をあしらった振り袖姿で登場しました。国王夫妻の和服姿は関係者に知らされていない、いわゆる「サプライズ」だったということで、待ち受けていた人たちから驚きと歓迎の声が上がっていました。歓迎行事では京都府の山田啓二知事が「日本の文化や国民のことを考えて下さる国王に感謝いたします」と述べワンチュク国王は、「京都で忘れられない1日を過ごすことができました。今後も両国の関係が進展していくことを期待しています」・・・