キャノンダンサーや鈴木爆発で知られる四井浩一による企画作品。
言いたいことを態度で示す事が出来る『姿勢制御システム』を基幹として
様々なアプローチで人間が持つ心の内面に挑んだ力作。
四井の歴史観を色濃く投影した脚本と物語が、
逃げ場の無い状況設定によって巻き起こる真の人間ドラマを追求している。
一方で当時にあってはゲーム的なサスペンス要素を排した本作をテレビゲームと呼ぶ事は難しかったかもしれない。
この時点での四井イズムの集大成的作品であり、
このような前衛的な作品が商業ゲームとしてもう二度と成立しないであろうという点でも
本作は先鋭的な四井浩一作品の最高傑作と言っても過言ではない。
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