麻痺矢職人の朝は早い
「まぁ好きではじめたデッキですから」
「やっぱり一番嬉しいのは試合をコントロール出来たときね、
このデッキやっててよかったなと」
今日は出撃日
彼はデッキをケースに詰め、ホームへと向かった
「やっぱ騎馬単はキツイね、愚痴ってもしかたないんだけどさ(笑)」
「でも自分が選んだデッキだからね。後悔はしてないよ」
ここ数年は、安価な号令前出しに押されていると言う。
「いや、ボクは続けますよ。待ってる人がいますから───」
麻痺矢デッキの灯火は弱い。だが、まだ輝いている。
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