自転車乗りたちの前を走るのは、中国・四川省で迷子になっていた犬です。自転車旅行に出発しようとしていた中国人の男性が見つけ、棒を投げたところ、ついて来たということです。 走った距離はチベットまでの1700キロ。途中でかごに入れてもらうこともありましたが、標高4000メートル以上の山を12以上も越えて、ゴールのチベット・ラサまで駆け抜けました。 「最初、こうなるとは思わなかった。ちょっとの間だけついてくるものだと思っていたんだ。そしたら最後までついてきたんだ」(男性) 旅行中、男性が犬の写真を投稿したブログはインターネット上で話題になりました。男性は、「旅行中、多くの勇気をもらった。連れて帰って家をプレゼントする」と、新しい飼い主になることを決めたと・・・