ナチスドイツの長距離自動飛行爆弾
「V1」に発想を得たアメリカは 第二次世界大戦終期
日本本土上陸作戦を想定して多数の「JB2 ルーン」を製造
運用されないまま終戦を迎え「アメリカのブンブン爆弾」は鉄クズになった
動画は現存するエンジン部分の試運転の様子
アメリカの誘導ミサイルや航空宇宙技術は
ナチスドイツの技術を盗用することから始まったという意味で
興味深いエンジンとも言える
燃焼室に定量の燃料を送るだけのシンプルな構造は
簡単な設備で生産可能だが 加速も減速も不可能
長い排気管は盛大な騒音を発生 等の理由で
現代でも実用に耐えないエンジンとされている