しかし、そんな最悪の下馬評だった
ティレル020Bが快走します。グルイヤールはリタイアしたものの、チェザリスはフェラーリのジャン・アレジをホームストレートで軽々とオーバーテイクしていくとマージンをグングンと開いていき、それはまさか2年落ちのマシンとは思えない走りでした。前年まででピレリが撤退したことによってグッドイヤータイヤになったことと、エンジンを非力なイルモアV10に変えた事でシャシーとのマッチングが絶妙となり、このスポンサーがほとんどついていない車がまさかの大活躍をすることになったのです。
前:
sm18661605 次:
sm18664673