アメリカの作曲家 ポール・クレストン(1906 - 1985) の室内楽作品『サキソフォンソナタ 作品19(1939)』より第3楽章ですー
イタリア系移民の子としてニューヨークに生まれ、独学で作曲を習得、のちにヘンリー・カウエルに見染められ支援を受けます
調性的ですが複雑なリズムが多く、この曲も終始 2/4拍子であるものの3拍子のリズムが多く聞こえるように書かれています
テンポ120前後を想定していた作曲者がその速度標語を書かなかったため、のちにテンポ160と書き入れられた出版譜を元にした演奏を彼が聞いて驚いた、というエピソードがありますが、現在でもこの曲はその速度のまま演奏されることが多いようです
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mylist/31627033演奏:須川 展也(A.Sax), 小柳 美奈子(Pf)