出会いは別れの始まりと言うけれど、この出会いも別れになってしまうのかしら?ジェシカはグラスの中のカクテルを転がしながら呟いた。夜景を一望に収める窓の向こうでは、街のネオンが絶えず瞬いている。「そんなことはないさ」僕は軽く微笑んで言った。少しの沈黙の後、彼女がこちらを見た。「嘘よ……私の目を見て、同じことが言える?」押し殺された声が、微かに震えていた。僕はなんとなく物足りなかったので、今回から『装備アイテムは三つまで』と言う縛りを取り入れた。
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