R.シュトラウスの交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』。ティルは14世紀中頃のドイツにいたと言われている「ならず者」のことで、この交響詩はそのティルのいたずらぶりを描いた愉しい曲です。ストーリー 導入部ーむかしむかし、大変ないたずら者があったとさ~からはじまり、つぎにホルンがティル・オイレンシュピーゲルの主題を奏でる。そしてティルのいたずらが始まり、馬に乗って市場で暴れまわると思えば、伝道師に化けて説教をする。美しい娘に恋をするが、それが破れる。次に、学者相手に大論争を繰り広げる。 しかし、やがて捉えられ、死刑になる・・・最後は、最初の主題が回想され、終わる。