この楽器は馬頭琴といいます。欧米ではモリンホールといいます。この楽器の変わった所は指板が無く爪の付け根付近を使い弦を押さえ音程を出しています。運指をもっと簡単にした楽器で日本にも実は馬頭琴にチェロの指板をつけた玲琴という楽器があります。しかしチェロの普及とともにすたれていってしまいました弦は馬の葦毛を漂白して使っています。白馬の毛は細かい音が出せるが小さく黒毛は太く大きい音だけど表現しづらいです。日本は湿度があるため毛の代わりに釣り糸を束ねて松脂を多く塗り鳴らします。三線の弦などもいい音が出ます。が、束ねた毛の独特のかすれた、しゃがれた音が良いという人もいます