サビーカスが20歳を過ぎたばかりの頃は、まだフラメンコ・ギターのソロははあまり流行してなく、彼のほかに、わずかにラモン・モントーヤとバダホスぐらいが弾いていたものです。サビーカスのファルーカは、その頃からすでに得意の曲目でした。音源(アナログ音源)は45年は経過しているLPレコードです。再生してみると埃のためかノイズが酷くて、とてもがっかりしました。念のため水洗い洗浄してみると、大幅にノイズが減少したため、音楽動画を創ってみました。サビーカスとエスクデーロのギター・デュオでは珍しい作品です。このLPレコードを所蔵されている方は極めて少ないと思います。若い時の私は、かなりマニアックなレコード蒐集家でした。フラメンコ・ギター音楽の情熱的な演奏に、夢中な青春時代でした。