インターネット関連会社の大手『グーグル』は、全町避難している浪江町の様子を撮影したパノラマ画像をきょうから公開した。グーグルが提供する「ストリートビュー」は、インターネットで地図上の特定の場所を見ることができる。グーグルでは、全町避難を続ける浪江町からの依頼で、津波の被害を受けた沿岸部や市街地の様子を撮影し、準備を進めていた。「ストリートビュー」はきょうから公開されていて、馬場町長は「未来の世代に震災・原発事故が引き起こしたありのままの姿を伝えてくれることを願う」としている。町は来月、区域が見直され、およそ8割が、立ち入りが制限される「帰還困難区域」に再編される。[ 3/28