低温だと緑色、高温だと赤色に。幅広い温度の変化を感知して色が変わる物質、“カメレオン発光体”を北海道大学が開発しました。 常温では、黄色い色をした紙飛行機。ドライヤーの熱をあてると徐々に、オレンジ色から赤色へと変わっていきます。表面には特殊な塗料「カメレオン発光体」が、塗られています。 北海道大学の長谷川靖哉教授らが、レアアースを用いて開発したものです。低温では緑色、高温では赤色と、マイナス100度から250度まで幅広い温度を測定できるほか、耐久温度が300度以上と、これまでの同様の物質と比べて格段に高い性能を持っています。・・・