小山清茂(大正三年~平成二十一年)は長野県の信里村で生まれ育ち、祭礼のお囃子や田植唄に囲まれて育ちました。西洋音楽を初めて聴いたのは小学校高学年の時、近くの町で行われた陸軍軍楽隊の演奏です。それに魅了された小山は長野県師範学校を卒業すると安部幸明に作曲を師事、渡邊浦人と知り合い日本の土に根差した音楽を作ることを決意します。「管弦楽のための《信濃囃子》」は昭和二十一年、第14回音楽コンクールで一位入賞を果たした作曲者の出世作です。故郷の秋祭りの神楽を主題にしたさk品です。芥川也寸志指揮新交響楽団による演奏。 今まで投稿した動画→
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