アメリカ政府が、大手インターネット関連企業のサーバーから個人情報を極秘に収集していたことが明らかになり、オバマ大統領は7日、あくまでもテロ対策だとして理解を求めた。
オバマ大統領は「100%の安全と100%のプライバシー保護を何の不便もなしに、同時に得ることはできない。われわれは、何らかの選択をしなければならない」と述べた。
これは、ワシントン・ポストなどが、NSA(国家安全保障局)やFBI(連邦捜査局)が大手インターネット関連企業9社と協力して、サーバーから直接、利用者の電子メールなどの個人情報を収集していたと報じたもの。
オバマ大統領は7日、対象は、テロと関係している可能性がある海外在住の外国人だけだと指摘した。