この演奏法は「Fiddlesticks」と呼ばれるもので、米国のオールドタイムやケイジャンなどでみられる奏法です。 発祥は米国東部の農場と言われており、農場の労働力だったアフリカ人奴隷が彼らのネイティブ楽器である打楽器の演奏を禁止(※)された事から、藁や棒を手にフィドルを打楽器の代用としたのが始まりと考えられているようです。(※距離の離れた仲間と意思の疎通が図れるトーキングドラムを利用した反乱や逃亡を農場主が恐れた為) 演奏しているのは米国のミュージシャンで民俗音楽学者のTim Eriksenと、彼のバンドCordelia's Dadのドラマー、Peter Irvineの二人。 ちなみにこの日はピクニックだったそうで、Timが客員教授を務める大学の中国人から箸を拝借して演奏したのだとか・・・w (YouTubeより)