オーリアンズは、シンガー・ソングライターだったジョン・ホールを中心に1972年、ニューヨークの名うてセッション・ミュージシャンのケリー・ウェルズ、ラリー・ホッペンの3人で結成。そこへラリーの弟ランス・ホッペンが加わって、1973年にアルバム『オーリアンズ』でデビュー。デビュー当時、抜群のスキルを持ったメンバーによるニューオリンズR&Bをルーツに持つファンキーなロック・サウンドを売りにしていましたが、セカンドアルバム以降からはウエスト・コーストを意識したカントリー・ロックと軽いハーモニーの音楽に方向転換して人気を獲得。このダンス・ウィズ・ミー(米6位)は、ジャズ・フュージョン界のギタリスト、アール・クルーの他、数々のカバーが存在し、日本でもCMソングになる等、認知度が高い曲です。