防衛省は、2016年度に部隊配備される機動戦闘車を、相模原市の陸上装備研究所で公開しました。戦車と比べて機動性が高く、航空機で空輸できるのが特徴で、離島防衛や原発など重要施設の防護に活用。
全長8.45メートル、幅2.98メートルで、最高時速100キロ。105ミリ砲や重機関銃などを備えた8輪車タイプで、空自の次期輸送機C2での輸送が可能。
開発費は179億円。センサーなど一部の部品を除きすべて国産で、同省技術研究本部が08年度から開発を進めていました。今後2年間運用試験を行い、16年度から部隊配備される予定です。