国連の安全保障理事会の非常任理事国に選出されたサウジアラビアが、シリア内戦への安保理の対応を批判して突然、辞退すると発表し、波紋が広がっています。
国連の安保理は、アメリカや中国など拒否権を持つ5か国の常任理事国と、地域別に割り当てられた10か国の非常任理事国で構成され、非常任理事国は2年ごとに5か国ずつ改選されます。
今月17日、来年から非常任理事国を務める国の選挙が行われ、サウジアラビアが初めて選出されました。
しかし18日になって、サウジアラビアの外務省が声明を出し、理事国を辞退すると発表しました。
10月19日 16時