香港では、地元政府が新しいテレビ局の開局を認めなかったことに抗議して、地元トップの辞任を求める大規模な集会が行われ、中国政府にとっても、頭の痛い問題となりそうです。
香港政府は、無料で視聴できるテレビ局を開局するのに必要な免許の割り当てを増やす方針を打ち出し、これまでに新規参入の3社が申請していましたが、今月15日になって、香港政府がこのうち1社について、認めないと発表しました。
これに対し、市民の間では「決定の手続きが不透明だ」などとして反発が広がり、20日は、およそ2万人が香港の政府本部を取り囲んで、トップの梁振英行政長官の辞任や、開局を認めなかった理由を明らかにするよう求めました。
10月20日 20時