東京証券取引所の一部に上場している企業の中間決算の発表は31日、ピークを迎えました。
円安の影響などで業績の改善が進み、30日までに決算発表を終えた企業全体では、経常利益が去年の同じ時期を45%上回り、29%の企業が今年度の経常利益の見通しを上方修正しました。
東証一部に上場する企業のことし4月から先月まで半年間の中間決算の発表は31日、ピークを迎え、3月期決算の企業全体の18%に当たるおよそ250社が発表を行いました。
証券大手、SMBC日興証券のまとめによりますと、30日までに発表を終えた277社の経常利益は、合わせて4兆6880億円と、去年の同じ時期を45%上回りました。
10月31日 18時