日銀の黒田総裁は、金融政策決定会合のあとの記者会見で、景気の回復をけん引してきた個人消費が底堅く推移し、今後、海外経済も持ち直すことで、日本経済は緩やかな回復を続けていくという認識を示しました。
この中で黒田総裁は、国内の景気回復をけん引してきた個人消費について、「自動車の販売が明確に増加しており、旅行などのサービス消費も堅調さを維持している」と述べました。
そのうえで今後の見通しについては、「消費税の増税前の駆け込み需要とその後の反動はある程度、予想されるが、底流として底固く推移していくと考えている」と述べました。
11月21日 17時