台風で甚大な被害が出たフィリピンで医療支援を行うため、日本政府が派遣した国際緊急援助隊の第1陣が24日、成田空港に帰国しました。
医師や看護師、それにJICA=国際協力機構の職員ら27人で作る国際緊急援助隊は、今月11日に第1陣が出発し、台風で甚大な被害が出たレイテ島のタクロバン市などで1000人近くの患者の治療や診察に当たりました。
24日午後、成田空港に帰国したメンバーはJICAの職員らに拍手で迎えられ、岩上憲三団長が「現地では患者に寄り添ったきめ細かな支援ができたと思う。東日本大震災を経験した国として、今後さらなる支援が必要だ」と報告しました。
11月24日 22時