中国は、みずからが設定した防空識別圏に日本の自衛隊機やアメリカ軍の偵察機が事前の通告なしに入ったとして、軍の戦闘機が29日、スクランブル=緊急発進をしたと発表しました。
これは、中国国営の新華社通信が29日夜、中国空軍の報道官の発表を伝えたものです。
それによりますと、中国が設定した東シナ海の防空識別圏に、29日午前、日本の自衛隊機やアメリカ軍の偵察機が事前の通告なしに入ったとして、中国空軍の戦闘機がスクランブルをしたということです。
このうち、日本の自衛隊機は、Fー15戦闘機など合わせて10機が、また、アメリカ軍の偵察機は2機が防空識別圏に入ったとしています。
11月29日 22時