中国・上海にことし9月に設立された自由貿易試験区に、日本の大手銀行3行の出張所の設置が認められ、中国の通貨、人民元の取り引きの拡大など中国政府が進めようとしている金融分野での規制緩和に備えることになりました。
ことし9月に上海に設立された自由貿易試験区では、中国全土に先駆けて、中国の通貨、人民元による取引の拡大など、金融分野の規制緩和が進められることになっていて、中国側が各国の金融機関に進出を呼びかけていました。
自由貿易試験区の管理委員会によりますと、これまでに12の外資系金融機関の進出が認められ、日本からは、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、そして、みずほ銀行の大手3行が試験区内に出張所の設置が認められました。
12月1日 12時