ユナイテッド航空などアメリカの大手航空会社3社は、東シナ海の広い範囲に防空識別圏を設定した中国当局の求めに応じて、今後、フライトプラン=飛行計画書を提出する見通しです。
NHKの取材に複数の関係者が明らかにしたところでは、アメリカの大手航空会社、ユナイテッド航空は中国当局に対してフライトプランを提出するとしているほか、デルタ航空はすでに一部のフライトプランを提出したことを明らかにしたうえで、今後も中国当局の求めに応じて提出するとしています。
両社の関係者は、「各国の政府の発表する航空情報に従い通常の業務として提出するもので、顧客の安全面などに配慮した対応だ」と話しています。
12月1日 18時