安倍総理大臣はマレーシアのナジブ首相と会談し、中国による防空識別圏の設定について、飛行の自由が侵害されることのないよう連携を呼びかけたのに対し、ナジブ首相は日本の懸念に理解を示しました。
安倍総理大臣は、13日から日本とASEAN=東南アジア諸国連合の特別首脳会議が開かれるのを前に、マレーシアのナジブ首相と総理大臣官邸で会談しました。
この中で安倍総理大臣は、中国が東シナ海に防空識別圏を設定したことについて、「力による一方的な現状変更の試みで、受け入れられない。中国は、ほかの空域での設定も示唆しており、ASEANへも影響を及ぼしかねず、飛行の自由が力で侵害されないよう連携していきたい」と述べました。
12月12日 14時