ドイツでは選挙から3か月を経てようやく、メルケル首相の率いる与党と最大野党による大連立政権が発足し、ヨーロッパの信用不安の再燃を防ぐ仕組みづくりや、脱原発政策の推進に二大政党が一致して取り組むことができるのか、問われることになります。
ドイツの連邦議会は17日、次の首相を選ぶ投票を行い、アンゲラ・メルケル首相を賛成多数で再選し、3期目のメルケル政権が正式に発足しました。
ドイツでは、ことし9月の連邦議会選挙でメルケル首相が率いる中道右派のキリスト教民主・社会同盟が勝利しましたが、過半数には届かず、第2党となった中道左派の社会民主党と協議を重ね、3か月を経てようやく大連立政権の発足にこぎつけました。
12月18日 4時