鳥の歌ふが如くおのづから外に現はれて他の人を幸福にするものが眞の幸福である。行間を広くしたので前より見やすくなったと思います!
本書は1941年に出版され,「死、幸福、習慣、怒、孤独、嫉妬、成功、感傷、娯楽、旅」といった23のテーマについて,エッセイ風に論じた人生論集です。
孤獨について
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mylist/41705788三木清(1897-1945)は、京都大学で西田幾多郎に師事し、ヨーロッパに渡ってリッケルトやハイデガーの下で学んだ、京都学派を代表する哲学者です。岩波文庫の巻末の公約「読者子に寄す」は三木によって書かれたものといわれています。第二次大戦末期、治安維持法の容疑者をかくまったという嫌疑で検挙され、刑務所内で病死しました。