徳島県美波町の「日和佐うみがめ博物館」で、療養中の国内最高齢のウミガメが屋外プールに戻され、元気な姿を見せた。 このアカウミガメは飼育記録が残っているウミガメとしては国内最高齢といわれている「浜太郎」オス63歳。浜太郎は肺炎や前足の炎症をおこすなど体調を崩していたため去年12月、水温の低い屋外プールから水温が18℃ある屋内プールに移され、療養していた。しかし、屋外プールの水温が上がってきたため、16日に元の屋外プールへ引っ越しした。 浜太郎は甲羅の長さ約90センチ、体重は100キロほど。4人がかりでの作業は約20分かかった。仲間のウミガメが出迎える中、浜太郎は無事屋外プールに戻された。