香港人というか、台湾人も含め中華全般に言える特色として、何かブームになるとわけもわからず一斉に殺到します。この習性をシンガポールでは驚輸(キァースー)、香港では唔好執輸(ンーホウジャップシュー)と言いますが、街中で行列を見かけるととりあえず並んだ後に、周りの人に「ところでこれ、何の行列?」と聞くみたいな。。。カバーソングにしても同じで、中森明菜の『禁区』のカバーが6種類、近藤真彦の『夕焼けの歌』のカバーが10種類も出現したり、『大阪しぐれ』のカバーは台湾だけで10種類出現したり。。。香港で早見優がブームになった87年に『ハートは戻らない』の広東語カバーが2種類出ましたが、結果は歌手として人気が高かった陳慧嫻(プリシラ・チャン)の「不覇恋人(
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